あやつり人形の呪い
説明書
(はじめに)
進行役を決めて下さい。誰でも良いので、一番喋りたい人などで構いません。
これ以降、進行役の人が読み進めてください。
禁止事項
・嘘を吐いてはいけない。
両者、嘘をついてはいけません!
話を逸らしたり、一部を隠す事は可能です。
・キャラクターシートを誰かに見せる行為。
自分のキャラクターシートは自分以外に見せてはいけません。
キャラクターシートの内容はそのまま読み伝えてはいけません。
・目標を他の人に伝える行為。
自分の目標を他の人に伝えてはいけません。
キャラクターシート
使用キャラクターが決まりましたら、各プレイヤー自分のキャラクターシートを開き、読んでください。(推奨時間10分程)
全員が読み終えましたら、ゲーム開始です。
全身筋肉勇者
「キル・キルオ」
語彙力皆無僧侶
「アノアノ・アレアノ・アレヤッテ」
(ゲーム開始)
全員が十分にキャラクターシートを読んだらゲーム開始です。
自分のキャラクターシートはいつでも確認できるようにしておきましょう。
推奨時間約10分~
(議論パート)
それぞれの「昨夜の出来事」と、以下の「解呪方法」「共有情報」を元に話し合い、呪いを見つけてください。
推奨時間約40分~
ふたりは、「あやつり人形の呪い」についての文献を読んだ。
【解呪方法】
解呪方法はふたつある。
・解呪の宝石を使用する。
・「あやつられていた人間」と「その人間が殺害した時刻」、そして解呪の呪文を唱える。
失敗すると人格を失い、呪われた魔物になってしまう。
呪われていない人間に使っても、何も起きない。
「解呪の宝石は持っていないから後者になるな……失敗は許されないのか。とにかく、昨夜の出来事を話し合おう」
キルオがそう言い、ふたりは捜査を始めた。
(共有情報)
捜査の結果、ふたりが得た情報だ。
「あやつり人形の呪い」
魔王が世界に放った呪いのひとつ。呪いの正体は魔物をあやつっている一本の糸で、それを切る事で呪われずにすむ。
今回は糸に気付かず魔物を倒してしまったため、呪われたようだ。
あんなに巨大な魔物があやつられていたのは初めてだ、気付かなかったのも仕方ない。
この呪いの一番の特徴は「呪われた本人が呪われていると気づかないようにあやつり、記憶を書き換える」事だ。
「トナエルの部屋」
・トナエルがベッドで横たわり、死んでいる。
死因は刺殺、胸部を一か所だけ刺されていた。短剣が突き刺さっている。
・ワイン
テーブルにワインが置かれている。中身もほとんど減っていないように見える。
・魔法痕
トナエルが攻撃魔法を発動しようとした形跡がある。
しかし、周りは荒れていない事から結局発動しなかったとみられる。
「アレアノの部屋」
・睡眠薬
睡眠薬が置かれている、中身は空っぽだ。
「キルオの部屋」
特に事件に関わりそうなものはない。
(解呪パート)
最後に、ふたりで相談し、「犯人」と「殺害した時間」を決め、紙などに書いてください。
解呪パート終了後、エンディングを開いてください。