(エンディング)
「アレアノ」「22:05~22:25のいずれかの時間」を記載した場合のみ真相へと辿り着けます。
真相に辿り着かなかった場合も、真相を読んだ後、次へ進んでください。
【真相】
巨大なあやつり人形。そいつの正体は「ふたつ」の呪いだった。
二本の糸で操られていたそいつは、普通よりも巨大だったようだ。
そして、それを倒してしまったため、アレアノとキルオは呪われてしまう。
アレアノは呪いを感知する力を持っていて「あやつり人形の呪い」を使い事故にみせかけ、トナエルの殺害を計画する。
アレアノはトナエルに実力で劣るため、睡眠薬を飲ませ、その後に呪いで殺そうとしていた。
キルオは呪いを制御する力を持っていて「あやつり人形の呪い」を使い事故にみせかけ、トナエルの殺害を計画する。
キルオはトナエルより強いと自負しており、ふたりきりになる事で呪いが発動し殺してくれるだろうと思っていた。
(真実の昨夜の出来事)
22:00~
巨大な人形の討伐を終え、三人は宿屋へと戻ってきた。
22:05~
アレアノがトナエルの部屋へと行く。
22:10~
アレアノを呼び出したトナエルだったが、戦いの疲れで眠ってしまっていた。
アレアノにかけられた「あやつり人形の呪い」がトナエルを殺せると判断し、発動する。
本来、アレアノはこの時、ワインに睡眠薬を入れトナエルを眠らせる予定だった。
「あやつり人形の呪い」の特性「呪われた本人が呪われていると気づかないようにあやつる」があるため、
アレアノの行動に矛盾が生じないよう、あやつられたアレアノはワインに睡眠薬を入れた。
22:20~
あやつられたアレアノは、トナエルの短剣を使い胸部を刺した。
この時、トナエルが目を覚まし、反撃しようとする。
「あやつり人形の呪い」が確実に殺せる状態ではなくなったと判断し、あやつられたアレアノは逃亡する。
しかし結局、胸部を刺されたトナエルの魔法は発動する事無く、そのままトナエルはベッドへ倒れてしまった。
22:25~
あやつられたアレアノが、トナエルの部屋を出た。ここで呪いは一旦解除される。
アレアノの「22:05~22:25」の記憶が、書き換えられた。
22:30~
アレアノは自分の部屋に戻りシャワーを浴びている。
22:40~
キルオがトナエルの部屋へいく。
部屋に入ると、胸部を刺され息絶えようとしているトナエルがいた。
殺せる人間を見つけ、キルオにかけられた「あやつり人形の呪い」が発動する。
22:45~
あやつられたキルオは、トナエルを殺そうと、武器を構える。
が、その瞬間トナエルは息絶えた。
殺せる対象がいなくなったため、あやつられたキルオは部屋を出る。
22:50~
あやつられたキルオが、トナエルの部屋を出た。ここで呪いは一旦解除される。
キルオの「22:40~22:50」の記憶が、書き換えられた。
22:55~
キルオは、自分の部屋へ戻り、眠りについた。
23:00~
アレアノが、トナエルの部屋へ向かう。
23:05~
トナエルの部屋に入ると、ベッドには先ほどあやつられたアレアノが殺害したトナエルがいた。
殺した記憶は本人が気づかないように書き換えられるため、「あやつり人形の呪い」が発動する。
23:10~
あやつられたアレアノが、トナエルの部屋を出た。ここで呪いは一旦解除される。
アレアノの「23:05~23:10」の記憶が、書き換えられた。
23:15~
アレアノは、自分の部屋へ戻り、眠りについた。
(真相に辿り着いた場合)
エンディング「あやつり人形と呪いの糸」
(アレアノを犯人に選び、時間を間違えた場合)
エンディング「あやつり人形と二本の糸」
(解説パート)
実際にプレイしてくれた人たちが、こんな所から真相に辿り着いたよー、っていう解説パートです。
・ほとんど減っていないワイン
トナエルはすでに死んでいたため、ほとんど減っていません。
ここから推理が始まるパターンが多かったです。
・アレアノ22:10、トナエルが同じワインのうんちくを語ってきただろう。
同じくアレアノ22:20、過去にあったように襲われそうになる。
更にキルオ22:45、同じ魔物を討伐しにいく話をされる。
自分の記憶にある話をされたのは、「あやつり人形の呪い」ではその人の知識内でしか記憶の書き換えが出来ないからだ。
ここで違和感を感じるパターンも多々ありました。
・ひとつしかない傷跡
殺害したのはひとりだとわかる証拠だ。
・ふたつの呪い
話の中で、ふたりとも呪われている可能性に気付くことは多々ありました。
ふたり共目標は「あやつり人形の呪いを解く」なので、誰のとは明記されていない。
すべての真相はわからずとも、呪いを制御できるキルオ側が解呪を譲る事がほとんどでした。
・よくある質問
Q、22:45にキルオが「この後予定がある出ていってくれ」とトナエルに言われてるけど、キルオは予定しらなくない?
A、ミスリード込みの表現で、そもそもアレアノと予定があるとは書いていません。
時系列としては、キルオがトナエルを殺そうとするが、トナエルが息絶えたため殺す対象がいなくなり、5分で部屋を出た。
その5分に当てはめる過去の記憶として、先日あった巨大人形討伐のくだりを記憶の書き換えに使った。という解釈です。
Q、近くに人間が複数いる場合は、ランダムで誰かひとりが呪われる。 ここの記載のある「ランダムで誰かひとりが呪われる」というのがとてもモヤっとしています。
A、ここに関する回収ですが、「共有情報」に記載している、 呪いの正体は魔物をあやつっている一本の糸で、それを切る事で呪われずにすむ。
ここの、「呪いの正体は」魔物をあやつっている「一本の糸」で~
「呪いの正体は」「一本の糸」の部分になります。
この情報から、あやつり人形の呪いに気づかなかった理由(=普段より巨大だった理由)、タイトル絵のあやつり人形は複数の糸がある、などの推理に展開します。
Q、犯人にキルオを選んだ時のエンディングは?
A、アレアノより圧倒的に強いキルオが魔物になったらどうなるのか。
書くまでもないエンディングです。
最後に。
マーダーミステリー「あやつり人形の呪い」をプレイして頂き有難うございました!
マーダーミステリーに興味を持って頂けたなら幸いです!
同HP内に、4人専用マーダーミステリーも無料公開していますので、興味ある方は是非遊んでください!
他にもマーダーミステリーを制作中ですので、もしよろしければ、Twitterのフォローお願いします。
感想やリツイート貰えた日には、作者が飛んで喜びます。
イバラユーギ(卓)