ギョウ・ヲコタルナ キャラクターシート
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(ストーリー)
幼いころから彼の才能は際立っていた。
天体観測すれば新しい星を見つけ、山に行けば新種の動物と遭遇する。
彼は発見する才能と同時に、新しいものを引き寄せるそんな才能も持っていたのだろう。
最初は、次々と出会う新しい事に、胸が躍り好奇心が満たされていく、そんな喜びに似た感覚だった。
次第にそれは、恐怖へと変わっていく。
このペースで新しいものを知り尽くしてしまったら、10年もしないうちにこの世界のすべてを解明してしまうのではないか?
世界の進化に追いついてしまうのではないか?
そうなってしまった後の人生は……想像するだけで面白くなさそうだ。
ギョウは気付く、それなら自分で新しいものを創れば良いのでは?
こうしてギョウは今の研究チームに加入する。
ここで出会った天才たちは、それはもう新しい奴らだった。
自分の物差しでは測りきれないくらいの天才たちが、目にもとまらぬスピードで学習し進化していく。
寝て起きたら毎日別人がそこにいるくらいの、そんな感動。
こいつらがいれば、どれだけ新しいものを発見しても終わることがなさそうだ。
(目標)
各々が犯人探しを始めたのに乗じて、とりあえず、あなたも犯人を捜すことにした。
発見の天才であるあなたにとって、証拠品集めは有利に働く。
その人の一番隠しておきたいものの場所が、なんとなく分かってしまう。
あなたの手にした証拠品から情報を引き出すのが、この事件で最重要事項となるだろう。
しかし、あなたは「ゾンビウィルス」を盗んだ犯人にはほとんど興味が無い。
そもそも完成してしまった古い物の話をしている暇があるのなら、早く新しい物の研究に移りたい。
……それに流石に冗談だろうが、万が一でもこのメンバーが欠けるのは嫌だから。
あなたの目標は以下となる。
・犯人に投票する。(10点)
・自分の潔白を証明する。(あなたへの投票×2点の減点)
(昨日の出来事)
ゾンビウィルスが完成し、マザーが上層部にその報告をした。
「二日後に受け取り人が来る」とのこと。
「完成祝いに飲もうぜ!」とジョーが切り出す。
徹夜明けではあったが、興奮は収まらず会議室でパーティーが始まる。
その後は、もう悲惨なものだった。
あなたも楽しくなり飲みすぎたようだ。気付けば少し眠っていた。
元々アルコールに酔うことは無い体質なのだが、徹夜明けで疲れていたのだろう。
目を覚ますと、まわりには誰もいない。いや、ひとりだけいた。
サイカがふらふらと立ち上がっている。今にも倒れそうだ。
「……飲みすぎだよ、サイカ」
目の前で怪我をされても困る、肩を貸すことにした。
「ありがとー、ギョウはいいやつだな~」
サイカ、完全に酔っているな。
サイカを部屋へと送り、自分も部屋へ戻り眠りに落ちた。
(証拠品)
「6人の写真」
ムテキの部屋で見つけた写真。撮られた場所はこの研究所だが、知らない人間がひとり一緒に映っている。誰だ……?
「ムテキの写真」
サイカの部屋で見つけた写真。大切そうにしまってあった。
「マザーの写真」
ジョーの部屋で見つけた写真。本の間に隠してあった。
「母子手帳」
マザーの部屋で見つけた。名前欄にゾンビウィルスちゃんと書かれている母子手帳。
誰にも渡したくない!と最後に書かれていた。
(行動の指針)
発見の天才であるあなたの手にした証拠品は、その人が一番隠したいものです。
すべてが事件に関係あるかはわかりませんが、積極的に質問すると物語が進むでしょう。