(エンディング)
それぞれ得点計算を行ってください。
勝ち負けを競うものではありませんが、勝った負けたで一喜一憂してください。
それぞれのストーリーを読み上げるのもいいかもしれません。
長命ムテキが全ての目標達成した場合のみ、真相に辿り着けます。未達成の場合も真相を読んだ後、次へ進んでください。
【真相】
あなたたち研究チームは元々"6人"だった。
1年前、ある研究の結果、仲間のひとりが殺されてしまう。残された5人も、当然死を覚悟した。
しかし、上層部は、彼ら5人の天才とその場だけの体裁を天秤にかけ、天才たちを生かすことを決断する。
ただ、このまま生かしても彼らはまた反逆し、同じ歴史を繰り返すだろう。
「記憶の操作」「思考のスキャン」
どちらも、この研究チームが開発したものだったが、それらを使用する事で天才たちを生かすことが決議された。
まず「記憶の操作」で仲間を殺された記憶と反逆の意志を削いだ。
そして「思考のスキャン」を常時行うことで、もしも再び牙を剥くことがあればすぐさま対応できるようにした。
こうして、天才たちはすべてを忘れ、研究に没頭する。
ただひとり、例外がいた。「長命ムテキ」彼は、記憶の操作、思考のスキャン、それら全てを回避し誤魔化せる存在だった。
長命ムテキは、モルモットのように働く仲間たちを助けるため、研究所からの脱出を計画する。
そのための最大の壁となるのが思考のスキャンだ。常時思考を読まれていては、仲間に記憶を取り戻させてもすぐに見つかってしまう。
そこで注目したのが、今回開発されたゾンビウィルスだった。
まず本来のゾンビウィルスは感染者がゾンビになり、噛みつく事でゾンビを増やす、ゾンビは思考が止まり、ただただ仲間を増やすために人間を探しさまよい続ける、といったもの。
注目したのは、一点。
思考が止まる事、この時の脳波の状態は睡眠している時とほぼ同じだった。
ムテキはサイカの協力の元、ゾンビウィルスを改良する。
改良するぶんには、上層部は何も文句を言ってこない、これはすでに確認済みだった。
こうして、改良したゾンビウィルスを仲間全員に感染させる事に成功する。
―――事件の夜。
ムテキは静かに起き上がった。そろそろゾンビウィルスが発症している頃だろう。
思考のスキャンは、全員寝ていると勘違いしているはずだ。
(起き上がり、入口まで歩け!!)
ムテキが命令をくだすと、4人はぞろぞろと集まってきた。
そのゾンビのような姿にムテキは笑ってしまう。
(俺に付いてこい!!)
生まれてはじめてゾンビに追われる体験をして、ムテキは楽しそうだ。
何に怯えることもなく、堂々と、彼ら5人は研究所を後にした。
その後、彼らがどこへ行き、何をしたのかは、また別のお話。
(長命ムテキが犯人に選ばれた場合)
【最悪の結末】
最後に。
感染拡大!マーダーミステリー!をプレイして頂き誠にありがとうございました。
同HP内に、4人用マーダーミステリーも公開しているので、良かったら遊んでください!
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お時間宜しければお目を通して頂ければ幸いです。
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イバラユーギ(卓)
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