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「ユキ

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「ユキ」

 

私はユキ、10歳。この病院では古株だ。

私と同い年くらいの子供もたくさんいたんだけど、みんな退院してしまった。

 

同室にいる3人、ハレとホシノとタイヨウは、もう何年も一緒にいる。

ハレはひとつ年上で、優しい男の子。困っているといつも助けてくれる。

ホシノとタイヨウはふたりとも9歳。ふたりは手先が器用で支給された紙きれで驚くほど細かい物を折って創ったりする。将来はモノづくりとかするのかな?

私は勉強だけが取り柄で、評価点はいつも一番だけど他に特技は無い。

 

……ハレは最近様子がおかしい。ひとりで夜に病室を抜け出したりする。

でもハレから何も言ってこないし、こっちから聞くのも格好悪くて気付かないふりをしている。

いつも私を助けてくれるハレが、もし困っているなら助けてあげたい。

でも、どこか楽しそうだし困っている訳ではなさそうだ。

 

大人はみんな、機械みたいに冷たい目で私たちを見てくる。

けど、ひとりだけ変わった大人もいた。私たちの指導係を務めている住空マリ(すみぞらまり)先生だ。

他の大人と違い、私たちが何かするとすぐに「そんな事しちゃだめでしょ!」と怒ったりする。

 

ハレが「たまたま英語の辞書でmaliceって言葉を見かけた。悪意、って意味らしい」と教えてくれた。

私たちは4人で「いつも怒っている住空先生のことだ!」と笑い合った。それから、マリ住空→マリス、みたいな連想で、マリス先生と呼ぶようになった。

先生の前でそう呼ぶと、決まって怒るんだけどね。怒っているマリス先生は怖いけど、綺麗な黒い瞳で、真っすぐ私たちを見てくれる。

 

―――ある日、ハレが、私たち3人に暗い顔で相談してきた。

 

「実は、みんなに内緒にしてることがあってね」

 

知ってたけど、知らないふりをして話を聞く。

 

「中庭でこっそりペガサスと会っていたんだ。でも、最近来なくなっちゃって……ペガサスが困っているなら助けてあげたい。何があったか知りたいんだ、協力してくれない?」

 

ハレは相変わらず誰かを助けようとしているみたいだ。私は、いつも助けてくれるハレを助けたい。

もちろん、協力するよ。

 

(目標)

ペガサスが消えた原因を探す。

【固有情報】

・メモ「不死鳥」

古びたメモ。図書館の本を開くと一枚のメモが挟まっていた。

『フェニックスが急にいなくなった。何か原因があるのかな?調べてみよう』

メモには「ユウ」と書かれていた。4年前に退院した子の名前だ。

 

・医学書「幻獣治療」

新しい医学書。様々な動物の治療方法が載っている。ペガサスのページを開くと、ペガサスについての記載があった。

『ペガサスは病気にはかからない。治癒能力も高く、大抵の怪我は一瞬で治してしまうため治療の必要は無い』

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